「ジャックナイフ」

溶かして下さい　すべての痛みの元に
辿る軌跡でいい
曖昧な熱で欺いて

ペシミスティックに歩く蜘蛛のように
天国を夢見れた　部屋に居る
懺悔にも似た特別な軋み
純粋に蹴飛ばして

ありふれた言葉と意味を孕ませて

傷ついた街に手を振り
今日もマンホールと笑う
飴色の空　フライング決めたら
晴れだって解るから

失わないよう　伏せてる瞳の奥に
揺れるノイズがまた
嘘つきに抱かれ溺れてる

麻痺してる願いと影が欲しがって

臆病な過去に手を振り
明日も太陽に笑う
偽りの雨　ジャックかませば
面影は閉じ込めて

カウントダウン終らせて