contents
[ character ]
[ main volume ]
[ extra ]
[ main ]
[ top ]
* * * * * * * * * *
----- Look for it -----
----- Find me -----
I come to a town, and it is ... shop ...
Because I know it, as for you, ...... is early...

此処には小説「globe of ethics」を展示しております。
原作・神崎雪菜
執筆・静寂臥竜




「ストーリーダイジェスト」

舞台は、荒れ果て朽ちた近未来の街。
昔は栄えたその街も今ではとうに見放され犯罪者や無職者がはびこる街となっていた。
無為混沌とした路地裏を裏に抱えながら、その街は変わらぬ振りをする。
公共施設も、娯楽施設も、多大に有り無意味に有り正常に有った。
誰もが変わらぬ生活を続け、明日を夢見て眠っている。

その街の路地裏に一つの店があった。
名を「倫転」と掲げる小さな小さな骨董屋が。
しがない骨董屋になぜか大人たちは集いそして店主もそれを受け入れる。
そこは普通してはならない仕事も引き受けていたのだ。
いうなれば裏家業とでも言うのだろうか。
正常な街では有り得もしない、裏の裏、見えないところの集会所。
骨董屋「倫転」はそうしてそこに存在していた。

似たようにして、他所に一つの店があった。
名を「logic point」と掲げる小さな小さなバーが一つ。
古びたバーには常連客が集い語らいそしてまた店主もそれを受け入れる。
そう、そのバーも同じなのだ。
正常な街では有り得もしない、裏の裏、見えないところの集会所。
バー「logic point」もそうしてそこに存在している。

骨董屋「倫転」。 最近オーナーになったという青年、江尾戯那。
いつからか入り浸るようになった物静かな少女、樋渡優子。
バイトとして雇われている勝気な遺伝子学者、椎名刹。

バー「logic point」。
最近オーナーになったという青年、千葉明仁。
得体の知れない大人顔で常連客と語り合う少女、日計理子。
名前以外は不明で何も語らない気弱な医師、桐生惟人。

時折街で見かける謎の歌姫ですら。

壊れた街の中で、青年たちは正常を求めて走り回る。
大人たちは快楽の中で、堕落に溺れ正常を見失う。
真の嘘と偽りの真実が交差し密会し踊るロンド。

全ては此処に存在する。



OK, it seems to be a dance.
Try to jump by a fair dance on this board.